1962-03-01 第40回国会 衆議院 予算委員会 第17号
これはひとり資本側、経営者側という意味ではございません。やはり労使双方に対しても協力を実は願っておるわけであります。それぞれの立場にありまして、それぞれ反省し工夫いたしますならば、今日より、よりよくなるところがあるだろうと思います。
これはひとり資本側、経営者側という意味ではございません。やはり労使双方に対しても協力を実は願っておるわけであります。それぞれの立場にありまして、それぞれ反省し工夫いたしますならば、今日より、よりよくなるところがあるだろうと思います。
しかし、この生産性向上の配分については、ひとり資本家のみが独占すべきものではございません。消費者である国民にも、さらに生産に従事した労働者にも還元されなければならないことは当然であります。
これはひとり資本主義国家だけの問題じゃない、おそらく共産主義国家であるソ連におきましても、中共においても、都市集中の形は必ず出てきておると思います。問題は、この都市集中の結果が、自然の経済の発展の過程において生ずる現象である限り、そう心配することはない、こういうように私どもは考えております。
このような岸内閣のもとでの不況対策が続けられる限り、不況はますます長引くのではないか、労働者を初め国民大衆を犠牲にして、ひとり資本家だけに特別の保護策がとられているのは一体どういうわけか、政府はこの不況対策を一体どう心得ているか、正しいと思うかどうか、われわれはこのような不況対策に反対いたします。政府は労働者国民の利益を守るような真の不況対策に転換することを私は考えてほしいと思う。
そうしますと当然公海漁業もその趣旨にのつとつて、ひとり資本漁業家ばかりでなく、漁民が態勢を整えて出漁するというものに対しましては、できるだけ国家の援助もして出漁をさせるべきであると考えるのでありますが、長官はその点についてどういうお考えを持つておるかとういうとが一つと、松田君も常に育つておられますが、北洋漁業に対する魅力というものは、北海道と東北であります。
およそ人間の社会生活において、ひとり労働のみが絶対的の意義をもつものでもなく、かつまた同時に、ひとり資本のみが絶対的の意義を有するものでもないのでありまして、労働も資本もともに社会経済組織の根本的要素であるのであつて、これを確認することによつて日本の産業の復興があると思うのであります。
およそ社會においてひとり勞働のみが絶對的の意義をもつものでもなく、またひとり資本のみが絶對的の意義をもつものでもないのでありまして、勞働も資本も、ともに社會經濟組織の根本的要素であることを確認することによつて、闘爭なき友愛協同の社會が生まれるものと思うのであります。よく聞くことでありますが、勞働者は資本家に搾取されていると言いますし、一方資本家は決して搾取しておらないと言う。